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カムパの都チャムド
(1994年@カム・チャムド)

ソク・ゾンからトラックの荷台で揺られて3日目、
東チベット最大の街チャムドに着いた。
中国人も多いが、ここはカムの都。
もっぱらチベット人がでかい顔をしている。
しかし、ここは対外未開放。長居は禁物だ。
と、わかってはいたものの、何となく気に入ってしまったのだから仕方ない。
1週間目の朝、公安が宿の部屋をノックした。

丘の上にそびえるのはチャムド・チャムパリン寺。
のはずだったが、実はテレビ塔だ。
寺はテレビ局の後ろに隠れて見えない。

丘の斜面はチベット人の住宅地。新しいチベット建築の家並みが美しい。

「「1000人」「1500人」……「僧は何人いるの?」という質問には、いつものように、おそろしく大雑把な答えしか返ってこない。が、多いことだけは確かだ。やはり僧院は修復中。

チャムパリン寺のキッチン。大僧院だけに鍋もでかい。この日は法要があり、僧侶たちにも特別に米が供されていた。

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