やや専門的だったり、初心者が読むにはちょっとツライけれども、やはり重要な本たち。

『チベット』(上下)
山口瑞鳳/著
東京大学出版会 ISBN4-13-013033-1 上巻1987/06・下巻88/04
上巻は文化面の概説。下巻は歴史と宗教史。

『チベット政治史』
W.D.シャカッパ/著 三浦 順子/訳
亜細亜大学アジア研究所 ISBN4900521035 1992/05
チベット側から見たチベットの歴史が綴られている。もちろん「チベットは独立国だった」という立場。

『中国の少数民族教育と言語政策』
岡本雅享/著
社会評論社 ISBN478450379X 1999/10
チベット族、ウイグル族など、いわゆる“少数民族”の教育・言語政策の現状や歴史的な経緯を記した大作。チベット族については、チベット自治区と周辺各省のチベット族自治州・県の事情が網羅されている。